ここでは歯周病治療に関するよくあるご質問をご紹介します。どうぞ参考にしてください。
深い歯周ポケット(歯と歯ぐきの間の溝)のお掃除(歯石除去)を行う場合は、あらかじめ麻酔をかけ、できるだけ痛みの少ない丁寧な治療を心がけています。
歯周病の進行具合により、治療の期間は変わります。軽度から中等度の歯周病なら数か月~1年程度、歯周外科治療が必要な中等度から重度の歯周病なら1~2年以上かかるとお考えください。なお治療後は、およそ3か月ごとにメインテナンスを行い、再発を防いでまいります。
残せる歯かどうか、基準となるポイントがあります。歯の状態を十分に精査し、残せる可能性があるなら、残せるよう手を尽くします。残念ながらそれでも残せない場合もございますが、残せないと考えられる歯でも、術後5~10年以上残せているケースが少なくありません。
歯周病の治療では、まず、歯の根に付着している歯石を除去します。しかし、もし治療後も炎症が続くようなら、それは通常の歯石除去の処置では届かない歯の根の奥深くに歯石が残っている状態です。
その奥深くについた歯石を取り除くべく行うのが、外科的な手技を用いた治療「歯周外科治療」です。歯周病の進行を食い止めるためにこの治療を行う場合もあります。
歯周外科治療にはさまざまな方法がありますが、歯ぐきを小さく切り開き、歯の根の表面に取り残されている歯石・汚染物質を目視にて取り除き、元通りに縫い合わせて傷を閉じるのが基本的な治療方法です。
歯周病の進行により、歯を支えている骨などの歯周組織が減ってきている可能性があります。歯周病進行のサインである場合もございます。歯周病が進行していないか、是非、早期にチェックをお受けください。
多くの研究から、タバコを吸っている人のほうが、吸っていない人よりも歯周病が進行しやすく、また重症化しやすいということが判明しています。これは、タバコの成分であるニコチンなどが、以下のようにお体にとってすべてマイナスに働くためだと考えられています。
タバコを吸っている人は、吸っていない人に比べて歯周病治療がうまくいきません。理由は、歯石を取ったり歯周外科治療といった手術を受けたりした後、その傷の治りが悪いからです。タバコを吸っている人の歯周病治療を成功させるには、禁煙が非常に重要だと言えます。
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午後 | ● | ○ | ○ | × | ○ | △ | × |
午前:9:00~13:30
午後:15:00~18:30
●:10:00~13:30/15:00~19:30
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